リスニングの正解率が上がる「区切り取り」練習法
英語のリスニング問題で
「単語は知っているのに聞き取れない」
「文章が長くなると一気に崩れる」
そんな経験はありませんか?
それは英語力不足ではなく、音を意味のかたまりで処理できていないことが原因です。
そこで効果的なのが「区切り取り」練習法。
英語を日本語のように1語ずつではなく、意味の単位で聞く力を鍛えるトレーニングです。
この記事では、
- 区切り取りとは何か
- なぜ正解率が上がるのか
- 初心者でもできる具体的な練習手順
をわかりやすく解説します。
目次
区切り取り練習法とは?
区切り取りとは、
英語の音声を意味のかたまり(チャンク)ごとに聞き取る練習法です。
英語は
- 前から
- 意味の単位で
- 一気に理解する
言語です。
しかし日本人学習者は、単語 → 文法 → 意味と後ろから処理しがちです。
区切り取り練習では、「ここで意味が一つ完結する」というポイントを意識して音を聞きます。
なぜリスニングの正解率が上がるのか
理由はシンプルです。
リスニング問題で求められるのは、
・全文理解
・細かい単語の意味
ではありません。
要点をリアルタイムでつかめているか
これが正解率を左右します。
区切り取りができるようになると、
- 聞き逃しても内容を推測できる
- 後半の音声に集中できる
- 設問の選択肢を素早く判断できる
結果として、
「聞いている途中で迷子になる」
状態が激減します。
具体例で理解する区切り取り
例えば次の英文。
I was planning to go out after work, but it started raining heavily.
区切り取りすると、
- I was planning / to go out
- after work
- but it started raining heavily
このように、
意味がまとまる部分ごとに理解します。
単語単位ではなく、
状況・行動・結果
という流れで捉えるのがポイントです。
区切り取り練習のやり方【5ステップ】
初心者でもできる手順です。
① スクリプト付き音声を用意する
まずは必ずスクリプトあり。
TOEIC公式、英語学習アプリ、YouTube教材などでOKです。
② スクリプトを見ながら区切りを入れる
スラッシュ「/」や改行で、
意味の切れ目を自分で入れます。
③ 区切りごとに音声を聞く
一文丸ごとではなく、
区切り単位で再生・確認します。
④ 前から意味を取る練習をする
日本語に訳さず、
イメージで理解する意識を持ちます。
⑤ 最後に通しで聞く
仕上げとして全文を一気に聞き、
内容がスムーズに入るか確認します。
よくある失敗パターン
区切り取りがうまくいかない人の共通点です。
- 区切りが細かすぎる(単語レベル)
- 文法分析に時間をかけすぎる
- 難しすぎる教材を使っている
目安は一息で言える長さ
これを意識してください。
区切り取り練習Q&A
Q. シャドーイングとは違うの?
目的が違います。
区切り取りは「理解重視」、
シャドーイングは「再現・発音重視」です。
リスニング正解率を上げたいなら、
まず区切り取りが優先です。
Q. 毎日どれくらいやればいい?
10〜15分で十分です。
短時間でも「正しい聞き方」を積み重ねる方が効果的です。
Q. 初心者でもやっていい?
むしろ初心者向きです。
最初にこの聞き方を身につけると、後が楽になります。
まとめ
リスニングの正解率が上がらない原因は、
「耳」ではなく「処理の仕方」にあります。
区切り取り練習法を取り入れることで、
- 英語を前から理解できる
- 聞き取れない不安が減る
- 設問に余裕を持って対応できる
まずは短い音声からでOKです。
今日のリスニング学習に、ぜひ取り入れてみてください。