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100日で英語はものになる?1日10分の書き写し勉強法と続けるコツ

習慣化

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「英語を勉強しているのに、覚えたはずの単語をすぐに忘れてしまう」
「仕事や家事が忙しく、英語の勉強時間を確保できない」
「1日10分だけでも、本当に英語はものになるの?」

このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

英語学習というと、毎日1時間以上勉強したり、オンライン英会話でたくさん話したりしなければ上達しないと思われがちです。

しかし、英語の勉強で大切なのは、1日に長時間取り組むことだけではありません。

短い時間でも毎日英語に触れ、覚えた表現を繰り返し思い出すことで、英語の知識は少しずつ積み重なっていきます。

私自身、ホテルマンとして働いていた頃に英語を勉強していました。

海外からのお客様に対応するため、英単語を覚える必要がありましたが、単語帳を眺めるだけではなかなか記憶に残りませんでした。

そこで取り入れたのが、覚えたい英単語をノートに書き、忘れそうなタイミングで再び書く勉強法です。

ただ同じ単語を何十回も書くのではなく、覚えた日や正解できた回数を確認しながら、復習する単語をローテーションさせていました。

この記事では、100日間、1日10分英語を書くことでどこまで上達できるのかを解説します。

あわせて、書く勉強法の効果や注意点、私がホテルマン時代に実践した暗記方法、話題の書籍『100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し』についても紹介します。

目次


100日間、1日10分書けば英語はものになる?

結論からいうと、100日間、1日10分書くだけで英語を自由に話せるようになるわけではありません。

英会話ができるようになるためには、英語を聞き取る練習や、覚えた表現を実際に口から出す練習も必要だからです。

一方で、100日間の学習によって、次のような変化は十分に期待できます。

  • 英語を勉強する習慣が身につく
  • 英単語のスペルを意識できるようになる
  • 英文の基本的な語順に慣れる
  • ネイティブが使う表現のストックが増える
  • 英語を書くことへの抵抗感が減る
  • 英語を声に出す習慣を作れる

1日10分を100日続けた場合、合計学習時間は約16時間40分です。

16時間程度で英語を完全に習得するのは難しいものの、これまで英語学習が続かなかった人にとっては、学習習慣を作る大きな一歩になります。

「100日後に英語がものになる」という言葉は、100日後に突然ネイティブのように話せるようになるという意味ではなく、英語が少しずつ自分の中に蓄積され、以前よりも使いやすくなる状態と考えるのが現実的です。

大切なのは、100日間をゴールにするのではなく、その後も英語学習を続けられる土台を作ることです。

英語を「書く」勉強法に期待できる効果

英語の書き写しは、単に文字を紙へ移す作業ではありません。

正しく取り組めば、英単語、熟語、英文法、語順、リスニング、発音をまとめて学べます。

英単語のスペルを細かく確認できる

英単語を読むだけでは、単語のおおまかな形だけを見てしまうことがあります。

例えば、似たスペルの単語や、途中に同じ文字が続く単語は、意味がわかっていても正確に書けないことがあります。

実際に手を動かして書くと、アルファベットを一文字ずつ確認するため、スペルの細かな違いに気づきやすくなります。

特に、英作文や英語でのメール作成、英検などの筆記試験を想定している人にとって、正しいスペルを書けることは重要です。

英文の語順を感覚的に覚えられる

日本語と英語では、文章を組み立てる順番が異なります。

英文を何度も書いていると、主語の次に動詞が来ることや、時間や場所をどこに置くのかといった英語特有の語順に慣れてきます。

文法用語を暗記するだけでは理解しにくかったルールも、英文の形を繰り返し見ることで、「この表現の後にはこの形が来る」という感覚が少しずつ身につきます。

読むだけの学習より集中しやすい

参考書を眺めているだけでは、気づかないうちに別のことを考えてしまう場合があります。

一方、書き写すときは、英文を見て、内容を確認し、手を動かす必要があります。

東京大学が紹介した研究では、紙に手書きしたグループは、タブレットやスマートフォンを使ったグループより、後に情報を思い出す際の脳活動が強かったと報告されています。

ただし、これは英語学習だけを対象にした研究ではないため、「手書きなら必ず英語を覚えられる」と断定できるものではありません。

それでも、スマートフォンの通知や別のアプリに気を取られず、目の前の英文に集中しやすいことは、紙に書く学習のメリットといえるでしょう。

インプットとアウトプットを同時に行える

英文を読むことはインプット、英文を書くことはアウトプットにあたります。

書き写しでは、英文を目で確認しながら、実際に自分の手で再現します。

さらに、音声を聞きながら声に出して書けば、次の学習を一度に行えます。

  • 英文を見る
  • 英語の音を聞く
  • 英文を声に出す
  • 自分の手で書く

書く・聞く・読む・話すを組み合わせることで、一つの英文にさまざまな角度から触れられます。

ただ書き写すだけでは英語が身につきにくい理由

英語を書いて覚える方法にはメリットがありますが、何も考えずに同じ単語を何十回も書けばよいわけではありません。

書くこと自体が目的になると、手だけが動いて、頭では別のことを考えてしまいます。

例えば、「important」とノートに20回書いたとしても、意味や使い方を考えていなければ、実際の会話や英作文で使えるようにはなりにくいでしょう。

書く勉強法で大切なのは、次の3点です。

  • 意味を理解してから書く
  • 英文の音を確認する
  • 見ないで思い出す時間を作る

特に重要なのが、「見ないで思い出す」ことです。

英文を見ながら正確に写せても、見本を閉じた瞬間に書けなくなるのであれば、まだ記憶に定着しているとはいえません。

そのため、書き写した後に本やノートを閉じ、覚えた表現を一つでも思い出す練習を取り入れましょう。

「見ながら5回書く」よりも、「1回書いた後に見ないで書けるか試す」ほうが、自分の苦手な部分に気づきやすくなります。

ホテルマン時代に実践した英単語の暗記方法

私がホテルマンとして働いていた頃は、海外からのお客様に対応するために英語を勉強していました。

ホテルでは、日常英会話だけでなく、チェックインや館内案内、荷物の預かり、交通案内など、接客に関する英単語やフレーズも必要になります。

最初は単語帳を眺めて覚えようとしていましたが、その場では覚えたつもりでも、数日後には意味が出てこないことがよくありました。

そこで、記憶に残りやすくなるように自分なりに計算し、復習する単語をローテーションさせながら、ひたすらノートに書くようになりました。

ただし、同じ単語を一度に何十回も書いていたわけではありません。

その日に覚える単語だけでなく、前日に勉強した単語、数日前に間違えた単語、以前覚えたはずの単語を混ぜていました。

例えば、次のような流れです。

  • 新しい英単語の意味と発音を確認する
  • 英単語を数回書く
  • 日本語だけを見て英単語を書いてみる
  • 翌日にもう一度思い出す
  • 数日後に間違えた単語だけ復習する
  • 1週間後にもう一度確認する

書けなかった単語には印を付け、次回の復習対象にしました。

反対に、何度も正解できる単語は復習する間隔を長くしました。

この方法を続けると、最初は一文字ずつ思い出していた単語でも、少しずつ考えずに書けるようになります。

ホテルで実際に英語を使った際に、勉強した単語や表現が出てくると、「書いて覚えたことが実務につながっている」と実感できました。

私にとっては、ただ単語帳を眺めるより、手を動かして何度も思い出す方法のほうが記憶に残りやすかったです。

記憶に残しやすい復習ローテーション

英単語やフレーズを覚えるときは、一度にまとめて書くよりも、日を空けて何度か思い出す方法がおすすめです。

第二言語の英単語を対象にした研究では、復習間隔の取り方にかかわらず、複数回の学習機会を設けることが長期的な記憶に重要だと報告されています。

研究には人数や出題形式などの制限もありますが、「一度書いて終わりにしない」という考え方の参考になります。

初めて書く人は、次のローテーションから始めてみてください。

1回目:覚えた直後

英文の意味と音を確認した後、見本を見ながら書きます。

書き終わったら、見本を隠して、覚えた単語や短いフレーズを一つだけ書いてみましょう。

2回目:翌日

前日に書いた英文を見ずに、覚えている部分を書きます。

すべて再現する必要はありません。

書けなかった部分を確認し、間違えた単語に印を付けます。

3回目:3日後

日本語訳や場面だけを見て、英文を思い出します。

完全に同じ英文を書けなくても、重要な単語や表現が出てくれば問題ありません。

4回目:1週間後

音声だけを聞いて書く、または英文を見ずに声に出す練習をします。

この時点で思い出せない表現は、再び翌日や3日後の復習に戻します。

復習日を厳密に守れなくても構いません。

大切なのは、同じ日に何度も書いて満足するのではなく、一度忘れかけた英語をもう一度思い出すことです。

1日10分でできる英語書き写し勉強法

1日10分しか時間を取れない場合は、すべてを完璧に進めようとしないことが大切です。

次の流れなら、短時間でも読む・聞く・書く・話すを組み合わせられます。

1分:英文全体を読む

最初に英文を一度読みます。

わからない単語があっても、すぐにすべて調べる必要はありません。

まずは何について書かれた文章なのか、大まかな内容を確認しましょう。

2分:意味と音声を確認する

日本語訳や単語の意味を確認し、音声を聞きます。

音声を聞くときは、単語同士がどのようにつながっているか、どこが強く読まれているかにも注目してみてください。

4分:声に出しながら書き写す

英文を小さなかたまりに分け、声に出しながら書きます。

一文字ずつ見て写すのではなく、3〜5語程度を見てからノートに書くと、英語の語順を意識しやすくなります。

2分:見ないで思い出す

本を閉じて、今日覚えた表現を一つ書きます。

英文すべてを暗記する必要はありません。

「この表現は仕事で使えそう」「この言い回しを覚えたい」と感じた部分を優先しましょう。

1分:音読して終了する

最後に、完成した英文を見ながら音読します。

時間がなければ1回だけでも構いません。

学習をきれいに終わらせることで、翌日も再開しやすくなります。

100日間の英語学習ロードマップ

100日間ずっと同じ方法を続けるより、慣れてきたら少しずつ負荷を上げるのがおすすめです。

1〜10日目:毎日机に向かうことを優先する

最初の10日間は、英語力を大きく伸ばすことより、毎日教材を開くことを目標にします。

疲れている日は、英文を1文だけ書いて終わっても問題ありません。

最初から完璧を求めると、できなかった日の罪悪感から挫折しやすくなります。

11〜30日目:意味と語順を意識する

学習に慣れてきたら、英文の意味や語順に目を向けます。

「なぜこの単語がここにあるのか」「主語と動詞はどれか」を軽く確認しましょう。

文法を細かく分析しすぎる必要はありません。

英文の形を意識するだけでも、何も考えずに書く状態を防げます。

31〜60日目:見ないで書く練習を増やす

30日以上続けられたら、書き写した後に見本を閉じる時間を増やします。

日本語訳を見て英文を書く、最初の数語だけを見て続きを思い出すなど、自分の記憶を試してみましょう。

間違えることは失敗ではありません。

間違えた場所が、次に復習すべき場所です。

61〜80日目:音読とリスニングを増やす

後半は、書くだけでなく音声を積極的に活用します。

音声の後を追って読む、英文を見ながら音声に重ねて発音するなど、口を動かす時間を増やしましょう。

英語を話せるようになりたい場合、書いて覚えた表現を口から出す練習が欠かせません。

81〜100日目:自分の言葉に置き換える

最後の20日間は、書き写した英文の一部を自分用に変更します。

例えば、次のように主語や場所、時制を変えてみます。

I go to the gym after work.
私は仕事の後にジムへ行きます。

I study English after work.
私は仕事の後に英語を勉強します。

元の英文を自分の生活に置き換えることで、覚えた表現を実際の会話でも使いやすくなります。

『100日後に英語がものになる』とは?


『100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し』は、100日間、1日1話の英文を書き写して学ぶ書き込み式の英語教材です。

左ページに掲載された英文を、右ページのノート部分へ直接書き写せる構成になっています。

著者はブレット・リンゼイ氏、訳者は井上麻衣氏です。サンマーク出版から2025年12月に発売され、全240ページ、定価は税込1,980円です。

商品紹介では、台湾で47刷を記録した書籍の日本版とされています。

本書の大きな特徴は、英単語だけを繰り返し書くのではなく、ネイティブが使う重要なフレーズや熟語を、英文の中で学べることです。

ネイティブ音声も用意されているため、書き写しだけでなく、リスニングや音読にも活用できます。

本書の特徴とメリット

1.1日1話でゴールがわかりやすい

英語学習が続かない原因の一つは、「今日はどこまで勉強すればよいのか」が決まっていないことです。

本書は1日1話という区切りがあるため、その日のゴールが明確です。

参考書を最初から何ページも進めようとして挫折した経験がある人でも、1日分だけなら取り組みやすいでしょう。

2.本に直接書き込める

一般的な英語教材では、別にノートを用意する必要があります。

本書は左ページの英文を右ページへ書き写す構成なので、教材とノートを何冊も持ち歩く必要がありません。

ページが開きやすい造本になっていることも、毎日書き続けるうえで便利なポイントです。

出版社の記事でも、見開きの右ページに直接書き込めるノート形式として紹介されています。

3.ネイティブがよく使う表現を文章で学べる

単語だけを覚えても、実際の会話でどのように使えばよいかわからないことがあります。

本書では、単語や熟語を英文の中で確認できます。

文章の流れと一緒に表現を覚えられるため、英作文や会話に応用しやすいのがメリットです。

4.書く・聞く・読むを組み合わせられる

本書にはネイティブ音声が付いています。

英文を目で読み、音声を聞き、声に出しながら書くことで、一つの表現に繰り返し触れられます。

書き写した後に音読すれば、スピーキングの土台作りにも活用できます。

5.英文の内容にも興味を持ちやすい

本書には、人生で役立つ考え方や話をテーマにした英文が収録されています。

単調な例文を機械的に書くのではなく、英文の内容そのものを楽しみながら進められる構成です。

出版社は、購入者から「イラストがかわいい」「英文の内容がよい」「続けられそう」といった反応が寄せられていると紹介しています。

購入前に知っておきたい注意点

『100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し』には魅力がありますが、すべての人が必ず1日10分で終えられるとは限りません。

丁寧に取り組むと10分を超えることがある

英文の意味を調べ、音声を聞き、複数回書き写し、音読まで行うと、10分以上かかる場合があります。

実際の購入者レビューにも、書き写しを2回行ったり、音声を使ってリピートしたりすると、1日10分では終わらないという感想があります。

ただし、10分を超えたから失敗というわけではありません。

忙しい日は書き写しを1回にし、時間がある日に音読や復習を追加するなど、自分の生活に合わせて調整しましょう。

英語がまったくわからない人には難しく感じる可能性がある

本書は、アルファベットやbe動詞から順番に解説する文法書ではありません。

中学英語の基本的な単語や文法がほとんどわからない場合、英文を書き写しても内容を理解できず、難しく感じる可能性があります。

英語をほぼゼロから学び直す人は、中学1年生向けの文法書や基礎単語帳を併用すると進めやすくなります。

書くだけで英会話が完成するわけではない

書き写しによって、単語、熟語、語順、英文の型は身につけやすくなります。

しかし、実際の英会話では、相手の英語を聞き取り、その場で返答しなければなりません。

話せるようになることが最終目標なら、書き写した英文を音読したり、オンライン英会話で使ったりする練習も必要です。

英文のテーマが合わない場合もある

本書には、感謝、愛、目標、人生などを扱った英文が含まれています。

前向きな内容が好きな人には続けやすい一方で、人によっては少し説教のように感じたり、興味を持てなかったりする可能性があります。

英語教材は、内容に興味を持てるかどうかも継続を左右します。

購入前に試し読みができる場合は、英文の難易度だけでなく、テーマが自分に合うかも確認しておきましょう。

『100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し』は、次のような人におすすめです。

  • 英語の勉強を始めても三日坊主になってしまう人
  • 毎日まとまった学習時間を確保できない人
  • 英単語を書いて覚える方法が合っている人
  • 英文の語順やスペルに慣れたい人
  • ネイティブが使う表現を文章で覚えたい人
  • 紙の教材に直接書き込みたい人
  • 英語の学び直しを始めたい人
  • 音読やリスニングも一緒に練習したい人

特に、「英語を勉強しなければ」と思いながら、何から始めればよいかわからない人に向いています。

毎日やることが決まっているため、教材選びや学習内容で迷う時間を減らせます。

一方、次のような人には合わない可能性があります。

  • アルファベットや中学英語から学び直したい人
  • 短期間でTOEICや英検の点数を上げたい人
  • 英文を書くこと自体が強いストレスになる人
  • 会話練習だけに集中したい人
  • 文法を体系的に詳しく学びたい人
  • すでに高度な英語を使える上級者

本書は、資格試験の問題演習や英文法の詳しい解説を目的とした教材ではありません。

TOEICや英検の受験日が決まっている場合は、本書だけに絞らず、試験専用の単語帳や問題集も併用しましょう。

効果を高めるおすすめの使い方

本書を購入して、その日の英文を一度書くだけでも英語に触れる習慣は作れます。

しかし、覚えた英語をより長く残したい場合は、私がホテルマン時代に実践していた復習ローテーションを組み合わせるのがおすすめです。

手順1.最初に音声を聞く

英文を読む前に、一度音声を聞いてみましょう。

すべて聞き取れなくても問題ありません。

どのような速さで読まれるのか、知っている単語が聞こえるかを確認します。

手順2.英文と日本語訳を確認する

英文を読み、内容を理解します。

わからない単語や熟語があれば、この段階で意味を確認しましょう。

意味がわからないまま書き始めると、文字を写すだけの作業になりやすくなります。

手順3.数語ずつ覚えて書く

英文を一文字ずつ見ながら写すのではなく、数語をまとめて見てから書きます。

例えば、次のように区切ります。

I always try / to learn something new / every day.

短いかたまりで覚えてから書くと、単語だけでなくフレーズ単位で記憶しやすくなります。

手順4.書きながら声に出す

周囲に人がいない環境であれば、書いている英文を小さな声でもよいので読み上げましょう。

スペルだけでなく、英語の音も一緒に確認できます。

手順5.本を閉じて1文だけ再現する

書き終わったら、本を閉じます。

全文を書き直す必要はありません。

今日覚えたい1文やフレーズだけを、見ずに書いてみましょう。

間違えた部分を確認することで、自分が覚えにくいスペルや語順がわかります。

手順6.翌日と1週間後に復習する

翌日の学習を始める前に、前日のフレーズを一つ思い出します。

さらに1週間後に、同じ表現をもう一度書くか、声に出してみましょう。

復習方法は、毎回同じでなくても構いません。

  • 日本語を見て英語を書く
  • 音声を聞いて書く
  • 英文の一部を穴埋めする
  • 見ないで音読する
  • 自分の状況に置き換えて英文を作る

同じ英文に違う方法で触れることで、「見ればわかる英語」から「自分で使える英語」へ近づけられます。

100日間の英語学習に関するよくある質問

英語学習を始める前に感じやすい疑問をまとめました。

気になるポイントを順番に解説します。

英語は書くだけで話せるようになりますか?

書くだけで英会話ができるようになるとは限りません。

ただし、英文を書くことで、単語や語順、よく使われるフレーズを覚えやすくなります。

書いて覚えた英文を音読し、実際の会話で使う練習を加えることで、スピーキングにもつなげられます。

本当に1日10分だけでも効果はありますか?

1日10分でも、毎日続ければ英語に触れる習慣を作れます。

学習時間を一日にまとめるより、複数の日に分けて復習したほうが長期的な記憶につながりやすいとする研究もあります。

ただし、10分間ただ書き写すだけではなく、意味の確認や見ないで思い出す練習を取り入れることが大切です。

毎日続けられなかったら最初からやり直すべきですか?

最初からやり直す必要はありません。

1日や2日休んでも、次の日から続きを始めれば問題ありません。

「毎日絶対にやらなければならない」と考えると、一度休んだだけで挫折しやすくなります。

100日連続ではなく、100回取り組むことを目標にしてもよいでしょう。

英語初心者でも取り組めますか?

中学英語の基礎がある人であれば、取り組みやすい教材です。

一方、be動詞や一般動詞の違いがわからない段階では、英文の内容を理解できず難しく感じる可能性があります。

その場合は、中学1年生向けの英文法教材を併用するか、わからない文章を無理に完璧に理解しようとせず、短い表現から覚えましょう。

英単語を何回書けば覚えられますか?

必要な回数は、単語の難しさや本人の記憶によって異なります。

「10回書けば必ず覚えられる」という決まりはありません。

回数を決めて書くより、見ないで正しく書けるかを確認するほうが、覚えたかどうかを判断しやすくなります。

100日後にはどのくらい英語力が伸びますか?

開始時の英語力や、1日10分の使い方によって異なります。

毎日、意味を理解しながら書き、音声を聞き、音読や復習まで行った場合は、単語やフレーズの知識、英文の語順、英語学習の習慣などに変化を感じやすいでしょう。

ただし、100日でペラペラになることを目標にするより、100日後も学習を続けられる状態を作ることが重要です。

まとめ

100日間、1日10分英語を書いたからといって、すぐにネイティブのように話せるわけではありません。

しかし、短時間でも毎日英語に触れることで、英文の語順やスペルに慣れ、英語を勉強する習慣を作れます。

書く勉強法で重要なのは、何も考えずに同じ英文を繰り返すことではありません。

  • 英文の意味を理解する
  • 音声を聞く
  • 声に出しながら書く
  • 見ないで思い出す
  • 翌日や数日後に復習する

この流れを意識することで、書き写しを単純作業ではなく、記憶に残りやすい英語学習へ変えられます。

私自身もホテルマン時代、英単語を一度に何十回も書くのではなく、忘れそうなタイミングを考えながら復習する単語をローテーションさせていました。

昨日覚えた単語、数日前に間違えた単語、1週間前に勉強した単語を混ぜて書くことで、少しずつ英語が記憶に残るようになりました。

『100日後に英語がものになる1日10分 ネイティブ英語書き写し』は、このような書く学習を毎日の習慣にしやすい教材です。

1日1話というわかりやすいゴールがあり、英文を書くだけでなく、ネイティブ音声を使ったリスニングや音読にも取り組めます。

英語学習が続かない人や、単語帳を眺めるだけでは覚えにくい人は、まず1日10分、英文を一つ書くことから始めてみてください。

100日後に大切なのは、英語が完璧になっていることではありません。

「以前より英文を書くことに慣れた」「覚えている表現が増えた」「毎日英語を勉強できるようになった」と感じられれば、それは英語が自分のものになり始めている証拠です。