Onedayblog Written by TAO

三日坊主でも大丈夫!大人の英語学習を習慣化するための仕組み作り

習慣化

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日曜日に英語の参考書を買い、月曜と火曜は予定どおり勉強できた。ところが、水曜に残業して一度休んだら、そのまま本を開かなくなった。そんな経験はありませんか?

大人の英語学習を習慣化したいとき、最初に決めておきたいのは、忙しい日にもできる小さな練習です。例えば、朝のコーヒーをいれたら、昨日覚えた英語を1文だけ声に出す。これなら、帰宅が何時になるかわからない日にも取り組めます。

この記事では、英語の勉強が止まった場面を手がかりに、自分に合う時間・教材・練習量を決めていきます。数日空いたあとに、気負わず再開する方法も紹介します。

目次

大人の英語学習が続かない理由を、前回やめた場面から見つける

前に英語の勉強が途切れた日、何があったでしょうか。同じ「時間がなかった」でも、残業で帰宅が遅かった人と、通勤中に教材を選んでいた人では、変えるとよいところが違います。

勉強が止まった場面 次に試せる工夫
夜に30分勉強する予定が、帰宅したら疲れていた 昼休みの終わりに例文を1つ読む
英語の動画を見比べているうちに、最寄り駅に着いた 前日のうちに、翌朝聞く音声を1つ選んでおく
単語帳を何ページ進めても、覚えた実感がなかった 翌朝、前日に学んだ3語の意味を隠して思い出す
1日休んだら、遅れを取り戻すのが面倒になった 再開日は、最後にできた課題を1つだけ繰り返す

例えば、昼休みなら英文を読めるのに夜は本を開けない場合、まず試したいのは勉強する時間帯の変更です。今の参考書をそのまま使えば、新しい教材を探す手間もかかりません。

英語学習を習慣化する3ステップ|きっかけ・学習量・終わり方を決める

「明日こそ英語を勉強しよう」と決めても、朝になれば仕事や家事が待っています。いざ時間ができたときに迷わないよう、次の3つを先に決めておきましょう。

  1. きっかけを決める。朝のコーヒーをいれたあと、通勤電車に乗ったあと、昼食を食べ終えたあとなど、普段の生活で繰り返している行動を1つ選びます。
  2. 学習量を決める。「英会話を勉強する」なら、「昨日の例文を見ずに1回言う」まで具体的にします。思い出せなければ、英文を確認して声に出せば完了です。
  3. 終わり方を決める。手帳に丸をつける、次に読む文に付箋を移すなど、その日の練習が終わったとわかる動作を決めます。

ここまで決めると、「明日から英語を頑張る」という予定が、「コーヒーをいれたら、冷めるまでに昨日の例文を1回言って、手帳に丸をつける」に変わります。

シフト勤務などで生活時間が日によって変わる人は、「毎朝7時」よりも「最初の休憩で席についたら」のほうが合わせやすいでしょう。自分の一日を思い浮かべて、忙しい日にも残る行動を選ぶのがポイントです。

三日坊主を防ぐ小さな習慣|忙しい日は1分、余裕のある日は5分

初日に30分勉強すると、翌日も同じだけ時間を取ろうとしがちです。そこで、練習を「忙しい日」と「余裕のある日」の2通りに分けておきましょう。同じ教材と同じ課題を使い、練習量だけを変えると、その日の予定に合わせやすくなります。

身につけたい力 忙しい日の約1分 余裕のある日の約5分
旅行先で英語を話す 注文するときの一言を声に出す 飲み物や個数を替えて、自分が頼みたいものを注文する
英語を聞き取る 昨日の音声を1文だけ聞き直す 聞き取れなかった箇所を英文で確かめ、文字を見ずにもう一度聞く
英単語を覚える 昨日覚えた1語の意味を思い出す 間違えた3語を復習し、そのうち1語で短い文を作る

例えば、旅行先のカフェで注文できるようになりたいなら、最初の1文は Could I have a coffee, please?(コーヒーをいただけますか?)で十分です。

翌朝はメモを伏せて、同じ注文を一度してみます。余裕があれば、a coffee を an iced tea に替えて、普段自分が頼むものを注文してみましょう。新しいフレーズを次々に増やさなくても、覚えた一言の使い道が広がります。

注文の一言を覚えたら、次は店員さんに聞き返されたときも答えられるか、試してみましょう。僕はDMM英会話を累計17,000分以上受講してきました。

例えば、講師にカフェの店員役をお願いすれば、飲み物を注文して、サイズを聞かれて、それに答えるところまで練習できます。

DMM英会話公式サイト

英語を始めやすい環境作り|次に使う教材を準備しておく

5分のスキマ時間も、イヤホンを探して、アプリを開いて、教材を選んでいると、実際に英語に触れる時間はわずかです。翌日の準備は、今日の勉強を終えるついでに済ませておきましょう。

  • 通勤中に聞くなら、電車を降りる前に、明日もう一度聞きたい音声を再生リストの先頭に置く。
  • 自宅で音読するなら、参考書を閉じる前に次に読む1文へ付箋を貼り、朝使うマグカップのそばに置く。
  • スマホで単語を復習するなら、単語アプリをホーム画面の押しやすい位置に移し、使う教材も1つ決めておく。

ここで大切なのは、自分が実際に勉強する場面で試すことです。例えば、通勤中に単語を覚える予定でも、毎朝の電車が混んで画面を見づらいなら、単語の復習は昼休みに回せます。何度も同じところで困るなら、時間帯か教材のどちらか一方を変えてみましょう。

やる気が落ちた日の対処法|週単位で振り返り、休んだら1文から戻る

連続学習日数が増えると励みになる一方で、記録が途切れた日にアプリを開きづらくなる人もいます。そんな人には、週末に「今週は何回できたか」を数える方法が向いています。月・火・木に取り組めたなら、水曜に休んでも週3回です。

週末に、先週よりできるようになったことを1つ確かめる

日曜日に、月曜日と同じ注文を、今度は英文を隠して言ってみましょう。前回は読み上げるだけだった一言が、自分で思い出して言えたなら、小さくても具体的な進歩です。

途中で詰まったときも、その箇所を一行だけ記録しておくと役立ちます。「コーヒーを1杯頼むのは言えた。2杯にすると迷った」と書けば、来週は Could I have two coffees, please? から始められます。

3日空いたら、最後にできた課題を1つだけ繰り返す

出張で3日間勉強できなかったとします。帰宅した翌朝に3日分の単語をまとめて覚えようとすると、久しぶりに勉強する日が、いちばん負担の大きい日になってしまいます。

そんな日は、出発前に読んだ例文を1回音読して終えましょう。そこで再開できれば、翌日からは普段の量に戻せます。

飲食や運動などの日常行動を対象とした習慣形成の研究でも、一度実行する機会を逃したことは、習慣が形成される過程に大きく影響しませんでした。一度の空白を埋めようとするより、次に取り組める場面を決めておきましょう。

大人におすすめの英語学習ツール|練習したいことから1つ選ぶ

英語アプリ、ポッドキャスト、英語日記は、それぞれ得意な練習が違います。まずは「単語を思い出したい」「短い会話を聞き取りたい」「自分のことを話したい」のうち、今いちばん近いものを選んでみてください。

単語を覚えたいなら、英単語アプリで昨日の単語を復習する

mikanなどの英単語アプリを使うなら、通勤の片道を昨日の復習に充てる方法があります。新しい単語に進む前に、覚えたはずの単語を少しだけ見直しましょう。

仕上げに、正解した単語を1つ選んで画面を閉じます。選択肢がなくても意味を思い出せるか試すと、明日も復習したい単語を見つけやすくなります。

聞き取りを練習するなら、英文を確認できる短い音声を選ぶ

英語のポッドキャストを選ぶときは、自分が興味を持てる話題か、聞き取れないときに英文を読めるかを確認しましょう。手元の参考書に音声が付いていれば、それを使っても構いません。

通勤中に番組を最後まで聞けなくても、気になる1文があれば、そこが今日の練習箇所です。一度聞き、英文で意味を確かめてから、文字を見ずにもう一度聞いてみてください。

旅行で使う英語から始めたい人には、音声付きの『新装版 キクタン英会話【海外旅行編】』が使いやすいです。朝は出かける前にフレーズを1つ聞いて、帰宅後に同じ一言を声に出す。忙しい日も、次に何を練習するか迷わずに済みます。


自分のことを話したいなら、スマホのメモに英語で1行書く

英語日記は、専用アプリを選んだり、SNSで公開したりする準備がいりません。例えば、歩いて帰った日の夜なら、スマホのメモに I walked home today.(今日は歩いて帰った)と1行書けば完成です。

翌朝は、メモを見る前に「昨日はどうやって帰った?」と自分に聞いてみましょう。I walked home yesterday. と言えれば、日記に書いた表現を会話でも使う練習になります。

大人の英語学習と習慣化でよくある質問

学習を始めると、「この短さでいいのか」「いつ成果が出るのか」が気になるものです。始める習慣をつくる段階と、身につけたい力を伸ばす段階を分けて考えると、自分に必要な練習量を判断しやすくなります。

英語の勉強は1日何分から始めればいい?

何度も三日坊主になっているなら、最初は例文を1回言う約1分から試せます。無理なく始められる日が増えたら、「前日の例文を見ずに言う」「単語を替えてもう1文作る」と、目的に合う練習を足していきましょう。

TOEICや英検など受験日が決まっている場合は、残りの期間と出題範囲から必要な勉強量を別に考えます。忙しい日の1分は、予定した勉強ができない日にも、翌日へつなぐために使えます。

忙しい日は英語を聞き流すだけでもいい?

料理や身支度をしながら英語の音声を流すことは、生活の中に英語に触れる時間をつくる方法の一つです。聞き取りの練習までしたい日は、以前に意味を確認した音声を選びましょう。

例えば、注文の会話を聞きながら「今日は飲み物の名前を1つ聞き取る」と決めれば、短い時間でも何に耳を向ければよいかがはっきりします。

どのくらい続ければ英語力の変化を実感できる?

覚えた数語を思い出すことと、初対面の人と英語で会話を続けることでは、必要な練習量が違います。成果を確かめたいなら、「何か月続いたか」に加えて、最初にできなかったことを定期的に試してみましょう。

例えば、旅行英会話なら「英文を見ずに飲み物を注文する」、リスニングなら「先週聞き取れなかった1文をもう一度聞く」。同じ課題で比べると、できるようになった部分と、次に練習したい部分の両方がわかります。

まとめ|明日の生活に英語を1文だけ足してみよう

大人の英語学習を習慣化したいなら、今夜のうちに「〇〇したら、△△を1回する」の空欄を埋めてみてください。

例えば、「朝、コーヒーをいれたら、旅行先で使いたい注文フレーズを1回言う」。ここまで決めたら、英文を書いたメモをマグカップのそばに置いておきましょう。

明日の朝は、その一言を声に出せば完了です。時間がある日は飲み物を替えてもう一度。数日空いたときも、同じメモの1文から再開できます。